【富士山】初心者でも登れるのだろうか?
たわしです!
8月半ばくらいに富士山に登ってきました
余裕もって五合目から2日間かけて
夜出発の朝到着
ちなみに本気の登山は初めて
高尾山くらいしか上ったことのない僕は登山経験が全くない初心者
その体験談書いていこうと思います
野郎2人で行ってきました
これはただの日記的な感じなので、後日初心者が気をつけたほうがいいなって記事書こうかな
きっかけは何か大きいことを達成したいなーって考えていたこと、
ちょうど友達がお盆休みで長期休みだったことが重なって
よし!行こう!みたいな
登山とかしっかりやっている人には怒られてしまうかもしれないんですけど
ロクな準備はしていません
だた結論から言うとしっかり山頂まで登ることができました
天気に恵まれていたことと過去に屋久島に屋久杉を見にいったときの経験が活かせたことで山頂まで登れたのかなって考えています
屋久島はトレッキングなので登山とは違うんですけどね
富士山も屋久島も「真っ暗で出発・長時間歩く」っていう条件だったので多分大幅に持ち物が変わることはないんではないかなと
もちろんそれでは心配だったので、実際に登山するまえ必要最低限のことだけは調べていきました
それでも僕みたいに登山の前日に思いついて、じゃあ登ってみようって感じよりかはしっかりと準備していったほうがいいですよ
次回も同じことをして無事に山頂まで登れるかって聞かれると自信はない
場合によっては途中でリタイアするし
生きていればまた挑戦できるし、むきになって事故や大きなケガをしたらそもそも次がないかもしれないからね
だったら潔くあきらめてちゃんと準備してトライしたほうが賢い
でも実際登山始めてみると僕たちより明らかなめているだろって人結構いた…
サンダルとかカジュアルに半そでにジーパン
「嘘だろ!?」って思うだろうけどこれ本当
僕たちの格好もたいがいだなって思っていたけど想像を超えるあほがいた 笑
登山したときはちゃんとした格好の人しかいなかったので入り口付近で見た人達は途中でリタイアしたんじゃないかな
前日の思い付き
冒頭でも言いましたが完全思い付きです(※危険だからダメ)
友達と連休使ってどこか行こうぜ!ってなっていたので
「普段できないこと、かつ経験したことないこと」をテーマに何しようか考えました
僕の友達は遊ぶ時はだいたい思考を放棄するので僕に決定権があります
友達のタイプに合わせてしっかりお互いが楽しめるものをチョイスして遊んでます
僕のわがままに付き合わせているわけじゃないんだからね!
で、今回いっしょに登ったやつはアクティブなことが好きなやつだし
僕も体動かすことがしたかったのでそれをもとに僕が思いついたのが
- スカイダイビング
- 富士山登頂
- 写真ツアー
こんなところ
バンジーじゃなくてスカイダイビング!?てもし思った人
バンジーはすでに経験したこと在るので今回候補に挙がらなかった
じゃあどれにするかっていったところで
スカイダイビングは金銭的にちょっときつい(死ぬまでに絶対やるけどね)
写真はそいつやっていないし正直いつでもできるって考えたので
じゃあ富士山に登ろう!ってなり
友達に提案したら
友達ビビりながらもOK
この友達よく遊ぶやつで今後も登場するので名前つけます
友達=ジャガイモ
ジャガイモって出てきたら友達なんだなーって思ってください
僕は普段できないようなことをするときテーマを作るんですけど今回はこれ!
「新しい経験ができて普段できないこと」
友達と合流していざ現地へ
ジャガイモは東京に住んでいて車も所有しているので埼玉まで迎えに来てもらいました
今考えるといいやつだよね
僕がジャガイモの家まで行けばいいのに
まあそんなこんなで体温調節できる服(富士山山頂は5℃くらいって書いてあったので夏・秋・冬の姿になれるような服装をしてくと言いと思います)とケガしないような靴など準備していきました
ちゃんとしたトレッキングブーツ持ってないので僕はトレッキングブーツもどき的なものジャガイモはランニングシューズ
あとは汗をかいたときのタオルと速乾性のあるインナー
これはエアリズムで賄いました
埼玉を朝10時くらいに出発してそこから山梨まで下からゆっくり休憩をとりながらいって3~4時間程度かかりました
到着したら午後になってるし2日間もうけているから
暗いうちに出発してご来光を見ようという感じになって
- 食糧の買い出し(これ絶対必要です)
- 夜発のため足元を照らせるLEDライト(iPhoneで照らしてる人見かけたけど専用のがあるとよし)
- 登山前の腹ごしらえと睡眠
この3つ行うことにしましたが
到着した富士宮で問題発生!!!!
マイカー規制を知ろう
富士山を登るにあたって五合目から登る方法は
- 富士宮ルート
- 須走ルート
- 御殿場ルート
- 吉田ルート
の4つから登山することが可能なのですが
御殿場ルート以外はマイカーで登山口まで行けないようです
これがマイカー規制というやつです
これも思い付きのダメな例ですね
詳しくはオフィシャルサイトで確認いただければとwww.fujisan-climb.jp
んで急いで御殿場ルートに変更して静岡に向かう
到着して急いで必要なものをそろえて睡眠!
スタートはご来光の時間から逆算して21時からにしました
21時になり登山を開始する
出発前にあるルールを決めました
「無理はしない」ということ
やばいと思ったら引き返す約束だけしました
なぜなら御殿場ルートはオフィシャルサイトにこのように書いてあったから
- 他のルートに比べて山小屋やトイレが少なく緊急時に対応できる場所がない
- 目標物が少ないので夜間や濃霧時に道に迷いやすい
これだけだとなんでこんなとこ行くんだよって思うかもしれないのでメリットも上げると
【メリット】
- 標高の高いところからご来光が見られる
- 4ルート中最も登山する人が少ないので静かな登山が楽しめ集中して登れる
夜から出発する登山者結構いました
むしろこれによって結構助けられた出来事もありました
下りを登り、登りを下る
見出しの通り途中まで下りを登り、登りを下りました
これがめちゃめちゃきつかった…
僕がドMだからとかそういうことではありません
理由は濃霧
最終的には登りのコースに戻ることができたんだけど下りを登るのはめちゃめちゃしんどかった…
登ったことある人はわかると思うんですけど下山のときダイナミックに降りるところありませんでした?下山者からすると終盤らへんの大砂走
結構傾斜のある所から一気に下るとこ
覚えてます?
これ登ってました
下山してこの謎が解けたんだけど
登りと下りが分岐するところで超濃い霧が発生して
2メートル先も見えない状況
いくら探しても登りの看板がない
行き過ぎても遭難するのでは?っていう恐怖
でその時近くにあったのが下りの看板
暗くて何も見えないし登りの看板みつからねーし
んでその時の思考は、「下りってことは山頂につながってね?」
はい、バカ
地獄見ました
実際に歩くのって砂浜よりも足とられる「火山砂利」
まぁ足とられるとられる
一歩踏み出すけど10cmくらいしか前に進まない恐怖って感じたことあります?
来れメンタル持ってかれそうになる
ダークサイドに落ちそう、しばらくこの地獄を味わってました
でもね
みんな同じ発想みたいで霧がはれてきたときに足元を照らす明かりがちらほら
霧で何も見えない状態になるとみんな同じ考えに発想するのかな
地獄の火山砂利が緩和してきた道に到着すると
それまでかかっていた雲も晴れて星が出てきました
高度が高く気温も低いためか何とも綺麗!!
これも思い出の1つ
んで徐々に疲労困憊
山頂登りきるまでにジャガイモが切れ始めました
ハイ、うるさいから僕がずっとシカトしていたことが原因です
だってうるさいんだもん!!
ジャガイモ体力馬鹿だけど僕は自分のHPと相談しながら登ってました
ジャガイモ相手にして途中リタイアとか絶対いや
だから本当に仲いい人といったほうがいいかもしれないです
友達とこういう状況になることが多いので華麗にスルーし何事もなかったように話せば関係なんて修復しているから
そんなこんな休憩とりながらゆっくり上っていると
ご来光間に合わなくなってました
でも山頂まで登らなくても
赤岩八号館というところにはついていたので夜明けは見ることはできました
これがもう今まで見た中で一番きれいだったと思う
言葉で書いても伝わりづらいし写真もどうかなって思うんだけどこんな感じ
だいたい5時ちょうどくらいに夜が明けました
で、雲の上にいるんだなって実感もその時感じることができた
結局頂上に到着したのは朝の9時
ふたを開けてみたら12時間も登ってた
まあこれも山頂からの景色を見ていたらどうでもいいわけで
これも青空と雲見てたらちっぽけに感じました
あぁ人間ってちっさいなって
で山頂についたころには2L持ってっていた飲み物が底をつき自販機があるので買おうとしたら
ペットボトルで500円もする!
飲み物は2L以上は持っていきましょうね
一通り山頂を楽しんだ後は下山
昨日来た道を戻るんだけどあらびっくり!
周り見晴らしよくて迷う要素がない!
まぁちゃんと危機管理はできたってことでええか
実際の写真はこちら
ちょっとわかりづらいんだけ画面の下の部分が登っているところ
あたり何もないから見晴らしよすぎぃ雲ちかすぎぃ
で!最後は疲労困憊の中、火山砂利をあるくことで膝を痛め
途中で道を間違えなぜか登りの道から下ってなんだかんだ戻れましたとさ!
ちなみに最後は精神で何とかとか言ってたけどそこまでメンタルは来なかったよ!
ただひたすら楽しかったしいい経験しましたとさ!
以上終わり!